疲れているのに眠れない原因とは?身体が休めない本当の理由
「今日は疲れたから、きっとぐっすり眠れる。」
そう思って布団に入ったのに、なかなか眠れない。眠れたとしても途中で何度も目が覚めたり、朝起きても疲れが抜けていなかったり…。そんな経験はありませんか。
実は、私たちの身体では「疲労を感じること」と「眠りに入ること」は別の仕組みで調整されているのです。
身体や脳に疲れが溜まると、「休みたい」というサインを出す一方で、深く眠るためには、交感神経(活動モード)が落ち着き、副交感神経(休息モード)が優位になることが必要です。
つまり、疲れていることと、眠れる状態になっていることは同じではありません。
例えば、仕事や人間関係のストレスが続いていたり、夜遅くまでスマートフォンを見ていたりすると、身体は疲れているにもかかわらず、脳は活動モードのままになってしまうことがあります。
すると、「眠いのに眠れない」「寝てもぐっすり眠れた気がしない」といった状態が起こりやすくなるのです。
今回は、疲れているのに眠れない理由を身体の仕組みから解説しながら、今日から取り入れられる回復習慣をご紹介します。

「疲れ」には3種類ある
「なんだか疲れた。。」
という、一言の中には、実はいくつもの疲労が含まれています。
例えば、
・長時間歩いたあとの脚のだるさ
・仕事で考え続けたあとの頭の重さ
・人間関係で気を遣ったあとの気疲れ
これらはすべて「疲れ」ですが、身体の中では少し違うものとして扱われています。

PONO SURUでは、大きく
身体疲労・神経疲労・精神疲労
という3つの疲労の種類に分けています。
身体疲労は、筋肉や関節など身体そのものの疲れのことです。立ち仕事をしていたり、運動をして感じることが多いでしょう。
神経疲労は情報処理や集中によって脳が疲れている状態のことです。パソコン作業が続いたり、長時間勉強をするとたまりやすいです。近年では、スマートフォンの見過ぎから、無意識にこの神経疲労が深刻化する人も増えています。
精神疲労はストレスや緊張、不安など心の疲れです。毎日の満員電車、人間関係などから蓄積する疲労であり、深刻化すると鬱病や自律神経失調症になる場合もあります。
そして現代人が最も回復しにくいのが、神経疲労と精神疲労です。
疲労の種類については、過去にも紹介していますので、ぜひご覧ください。
身体は「眠りたい」のに「脳は起きている」
例えば一日中デスクワークをしている人は、身体はそれほど動いていなくても
・会議
・メール
・チャット
・資料作成
・判断の連続
このように脳は休む暇なく働いています。
さらに帰宅後も、
SNS
YouTube
ニュース
ネットショッピング
など、大量の情報を処理し続けます。
つまり身体は止まっていても、脳はずっと走り続けているのです。
脳は全身の重さの約2%しかありませんが、安静時でも身体全体のエネルギー消費量のおよそ20%を使うと言われています。それだけ多くのエネルギーを使う臓器だからこそ、「休ませる時間」が必要になります。

疲れ過ぎると眠れなくなる理由
私たちは、身体を動かした日ほどぐっすり眠れるイメージを持っています。実際、適度な運動や活動は睡眠の質を高めることが知られています。
しかし、
仕事で強いプレッシャーが続いた日
夜遅くまで高強度のトレーニングをした日
精神的に大きな出来事があった日
こういった日は、身体がまだ戦闘モードにあるため、逆に眠れなくなることがあります。
身体には、活動するための交感神経と回復するための副交感神経という自律神経があります。本来は夜になると自然に副交感神経へ切り替わりますが、ストレスや興奮が続くと、交感神経が優位な状態が続きます。
さらにストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が高い状態では、「今は休む時間ではない」と身体が判断し、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりすることがあります。
つまり、疲れていても眠れないというのは、自律神経やホルモンの働きによって、回復モードへ切り替わる準備が整っていない状態が原因なのです。

今日からできる5つの「回復スイッチ」
① 脳の余白を整える
眠れない夜ほど、ついスマートフォンを手に取ってしまう方は多いのではないでしょうか。
しかし、脳にとってはSNSもニュースも動画も、「新しい情報を処理する仕事」です。
情報が次々と入ってくると、脳は「まだ活動する時間だ」と判断し、交感神経が優位な状態が続きやすくなります。さらに、スマートフォンなどから発せられる強い光は、眠気を促すホルモンであるメラトニンの分泌にも影響を与えるとされています。
おすすめなのは、寝る30〜60分前から「情報を入れる時間」ではなく、「情報を整理する時間」に切り替えることです。
例えば、
- 部屋の照明を少し暗くする
- スマートフォンは充電器に置き、手の届かない場所に置く
- 今日あった出来事や明日の予定を紙に書き出して頭の中を整理する
- 温かい飲み物を飲みながら深呼吸をする
こうした時間は、脳に「今日はもう活動を終えても大丈夫」というサインを送ることにつながります。
回復に必要なのは、新しい情報を詰め込むことではなく、脳が安心して活動を終えられる環境をつくることなのです。
② 深部体温を整える
人は体温が下がるタイミングで眠気が訪れます。
そのため、就寝直前ではなく1〜2時間前にぬるめのお風呂へ入ると、一度上がった深部体温がゆるやかに下がり、自然な眠気につながりやすくなります。
「お風呂に入るとよく眠れる」と言われるのは、この体温の変化が関係しています。
③ 寝る環境を整える
身体は、部屋の明るさや室温、行動の変化など、さまざまな情報から「もう休む時間だ」と判断しています。
そのため、
- 寝る1時間前から照明を暖色系の間接照明にする
- エアコンは26〜28℃を目安に設定し、寝室の湿度は50〜60%程度を保つ
- リラックスできるアロマを薫く
こうした環境を整えることで、自然な眠気につながります。
眠れない夜ほど、「早く寝よう」と焦るよりも、身体が眠れる環境を整えてあげることが大切です。
④ 身体を整える
強いストレスや緊張を感じているとき、人は無意識に呼吸が浅く速くなります。これは交感神経が優位になっているサインの一つです。
そんなときは、吸うことよりも、ゆっくり吐くことを意識してみましょう。
おすすめは、
- 4秒かけて鼻から息を吸う
- 6〜8秒かけて口からゆっくり吐く
これを5回ほど繰り返すだけでも、心拍数が落ち着き、副交感神経が働きやすくなるとされています。
呼吸は、自律神経の中でも自分の意思で整えられる数少ない方法の一つです。
「眠ろう」と力むのではなく、「まずは身体を落ち着かせよう」という気持ちで取り入れてみてください。
⑤ 回復習慣を整える
人の身体は、「この行動をしたら一日が終わる」という習慣を少しずつ覚えていきます。
例えば、
- 部屋の照明を落とす
- 好きな音楽を静かに流す
- 軽くストレッチをする
- 温かい飲み物をゆっくり飲む
こうした行動を毎日同じ順番で繰り返すことで、身体は「これから休む時間だ」と認識しやすくなります。
私のおすすめは、ハーブティーを飲むことです。ハーブの自然な香りは、一日頑張った自分をホッと落ち着かせてくれます。またノンカフェインのものが多いので寝る前のリラックスタイムにぴったりです!
このような1日の小さな回復習慣が、翌朝の目覚めや日々のコンディションにつながっていくのです。
回復を意識したハーブティー
仕事や家事、育児、トレーニング。頑張る時間はあっても、「回復する時間」を意識して過ごす人は意外と多くありません。
だからこそ私たちは、頑張ることと同じくらい、回復することも大切にしてほしいと考えています。
回復とは、特別なことではありません。
「今日も一日お疲れさま」と一息つき、張り詰めていた気持ちや身体を少しずつ緩めていくこと。その積み重ねが、翌朝の目覚めや日々のコンディション、そして「また頑張ろう」と思える力につながっていきます。
そんな時間のお供として、ハーブティーは一つの選択肢になります。
もちろん、ハーブティーを飲めば眠れる、疲れがすぐに取れる、というわけではありません。
それでも、湯気を眺め、香りを感じながらゆっくりと一杯を飲む時間は、「まだ頑張らなければ」という気持ちから少し離れ、自分自身をいたわるきっかけをつくってくれます。
私たちが開発したPONO SURU BLENDも、そんな想いから生まれました。
レモンバームのやさしい香り、スペアミントの穏やかな爽快感、そしてGABA茶のまろやかな味わい。それぞれの素材を組み合わせ、先ほど紹介にした身体疲労・神経疲労・精神疲労という3つの疲労に着目し、「回復モードへ切り替える時間」に寄り添う一杯を目指しています。
私たちが届けたいのは、疲れを魔法のように取り除く飲み物ではありません。
忙しい毎日の中でも、ほんの数分立ち止まり、「自分の身体は今どう感じているだろう」と目を向ける習慣です。
その小さな積み重ねが、明日のコンディションを整え、長く自分らしく頑張り続ける力につながると、私たちは信じています。
- 2,500円 [税込]
毎日軽やかな自分であるために。 〈神経・精神・身体〉3つの疲労に対してバランスよく回復アプローチしたブレンド。 お湯出しでも水出しでも楽しめる、PONO SURU渾身のハーブティーです。 原材料 レモングラス、スペアミント、オレンジピール、レモンバーム、GABA茶、ハイビスカス 内容量 2g×15p 保存方法 高温・多湿を避けて常温で保存
まとめ
疲れているのに眠れないのは、疲れが足りないからではありません。身体は休みたくても、脳や自律神経がまだ活動モードのままだからなのです。
睡眠は、単に目を閉じることではなく、「回復できる状態」をつくることから始まります。
情報を減らし、身体を温め、呼吸を整え、一日の終わりをゆっくり迎える。その小さな習慣が、身体だけでなく脳や心の疲労も少しずつ和らげてくれるはずです。
PONO SURUが大切にしているのは、「もっと頑張る方法」ではなく、「また頑張れる身体をつくること」
眠れない夜こそ、自分を追い込むのではなく、回復へ向かう時間を大切にしてみてはいかがでしょうか。


