運動中に音楽を聴くメリットは?自分に合った運動×音楽との付き合い方
こんにちは、PONO SURUのAkachiです!皆さんは、運動中に音楽を聴いていますか?
私はコロナ禍で水泳を休んでいた時にランニングにハマり、よくトレーニング中にアップテンポの音楽を聴いていました!気分が上がるし、雨の日や疲れている時、走るモチベーションが上がらなくても、音楽を聴いているとなんとなく走り始めることができ、そのうち夢中になって練習していたこともありました。
まさに運動中の味方になる音楽ですが、トレーニング中に限らず、試合やレースの直前に集中するために聴く人、ひと息ついて落ち着きたい時に聴く人など、その関わり方はさまざまです。
今日は、そんな運動と音楽の関係について深掘りしてお話ししていきたいと思います!

音楽の感じ方は、運動との組み合わせで変わる
音楽を聴きながら身体を動かしたとき、その感じ方はいつも同じとは限りません。同じ曲でも、ウォーキングと筋力トレーニングでは受け取り方が変わり、その日の体調や運動の強度によっても、心地よく感じることもあれば、集中しにくく感じることもあります。
音楽が運動へ与える影響は、曲だけで決まるものではありません。運動の種類や強度、聴くタイミング、音量、周囲の環境、本人の好みなど、いくつもの条件が重なって生まれます。
そのため、「運動には音楽があった方がよい」と一律に考えるのではなく、どのような場面で自分に合うのかを見つけていくと良いでしょう。音楽は運動の成果を決めるものではなく、その日の身体や目的に合わせて選べる環境の一つなのです。
ここからは、運動中に音楽を取り入れることで考えられるメリットを、具体的に見ていきましょう!
運動中に音楽を聴くメリット
運動を始めるきっかけをつくりやすい
運動は、始めてしまえば続けられるのに、着替えるまで、外に出るまでが億劫に感じるという方もいるでしょう。そんな時に「この曲を聴いたら準備を始める」と決めておくと、音楽が行動への合図になります。
やる気が十分に高まるのをじっと待つのではなく、まずは曲を再生する、靴を履く、軽く身体を動かすといったように、行動を小さく分けてみると自然と運動を始める準備が整います。音楽は、その最初の一歩を支える役割になりうるのです。
また久しぶりに身体を動かす時は、勢いだけで運動量を戻さず、運動を再開するときの考え方も参考にしながら、今の身体に合う強度から始めてください。

キツさだけに意識が集まりにくくなる
一定のリズムで歩く、走る、自転車をこぐといった運動では、音楽へ注意が向くことで、呼吸の苦しさや動作の単調さばかりを考えずに済むことがあります。
ただし、身体の負担そのものがなくなるわけではありません。音楽に夢中になっていても、息の上がり方、痛み、めまい、フォームの崩れなど、身体からのサインを見過ごさないようにしましょう。
動きのリズムをつかみやすい
テンポのある音楽は、歩幅や足の運び、反復動作の間隔をつかむ助けになることがあります。ウォーキングやランニング、一定回数を繰り返すトレーニングでは、リズムが整うことで動きやすいと感じる人もいます。
私自身、水の中では音楽は聴こえないものの、長い距離を連続して泳ぐ時は曲を頭の中で流しながら、リズムを一定にして動作を繰り返すこともあります。「キツイな…まだかな…」と考えることから、一定に泳ぐことを意識しているうちに泳ぎそのものに集中できるようになり、練習の質も上がります。
一方で、曲に合わせようとして普段よりペースが速くなったり、動作が雑になったりする場合もあります。特に新しいフォームを覚える時は、まずは自分の動きへ注意を向けたほうがよい場面があります。新しい動きを身につける時に意識したいことでは、焦らず動作を確かめるための順序を紹介しています。

運動前後の気持ちの高まりを調整しやすい
音楽は、気分を高めるためだけに使うものではありません。そのときの自分の状態に合わせて、運動へ向かう気持ちの高まりを調整する方法にもなります。
たとえば、身体が重く気持ちが乗らない日は、テンポのある曲を聴きながらウォーミングアップをすると、少しずつ運動へ意識を向けやすくなることがあります。また、試合前に緊張して落ち着かない日は、聴き慣れた曲や穏やかな曲を選び、気持ちが高まりすぎないようにするなどその役割は多種多様です。
このように音楽は、運動前は今の自分に必要な集中や落ち着きをつくり、運動後は日常へ戻るために気持ちの高まりを調整するという使い方もできます。

試合前や本番前に音楽を取り入れる場合も、どのような気持ちになりたいかによって選ぶ曲は変わります。「試合前の緊張とルーティンの作り方」もあわせて読んでみてください、音楽を自分なりの準備へ組み込みやすくなります!
音楽を聴かないほうがよい場面もある
音楽が気分を支えてくれる一方で、周囲や身体の状態を確認したい時には、聴かない選択も必要です。
屋外でのランニングや自転車では、車、自転車、歩行者、踏切などの音が安全を判断する手がかりになります。交通量の多い場所や暗い時間帯、初めて通る道では、イヤホンを外す、片耳を空ける、音量を下げるなど、周囲の音を確認できる状態を優先しましょう。
筋力トレーニングでも、重い負荷を扱う時やフォームを修正している時は、動作や呼吸へ意識を向ける必要があるため、使い分けを意識するようにしましょう。
自分に合った“運動×音楽”を見つける4つの視点
聴く目的を1つ決める
「やる気を出したい」「一定のリズムで動きたい」「本番前に落ち着きたい」など、音楽を使う目的を決めます。
目的といっても難しく考える必要はなく、こんな気分で運動に臨みたいと考えるだけでも、今の自分に必要な役割が分かり、選曲がしやすくなります。
運動の強度にテンポを合わせる
ウォーミングアップでは穏やかな曲、動きが大きくなる場面では少しテンポのある曲というように、運動の流れに合わせて変える方法があります。
ただし、速い曲ほどよいわけではありません。曲のテンポに引っ張られて呼吸やフォームが崩れるなら、テンポを落とすか、いったん止めます。その日の運動内容を決める際は、筋トレと有酸素運動の組み合わせ方も参考になります。
好きな曲かどうかを大切にする
一般的に運動向きとされる曲でも、自分が落ち着かない、急かされると感じるなら合っているとは限りません。反対に、ゆっくりした曲でも、自分の呼吸や動作を確認しやすいなら、その日の運動には合っています。
人気やテンポだけで決めず、「この曲を聴くとどう動きたくなるか」「聴いた後にどんな状態になるか」を確かめてみてください。

ちなみに、私がランニングするときに聴いていたのは、アニメソングです!特に少年漫画の主題歌はプレイリストの後半を占めていまして、苦しいけどあともう一歩頑張りたいと思った時に、主人公の勇気と根性をもらっていました笑
音楽のない時間も試してみる
いつも音楽を聴いている人ほど、ウォーミングアップの数分や最後の追い込みだけ、音楽を止めてみるのも1つの方法です。
足音、呼吸、地面へ触れる感覚、左右の動きの違いなど、普段は気づきにくいパフォーマンスの違いに気づくことがあります。音楽がある時とない時を比べることで、自分が集中しやすいパターンも探ることができるでしょう!
音楽を「頑張るためだけの道具」にしない
音楽を聴くと気分が高まり、疲れている日でも普段以上に身体を動かせることがあります。しかし、気持ちが前へ向いていることと、身体が予定していた運動を行える状態にあることは同じではありません。
私たちPONO SURUが大切にしているのは、今の心と身体に目を向け、そのときの自分に合う選択をすることです。
運動中、曲が変わったタイミングで、「このまま続けられそうか」「少しペースを落とした方がよいか」と問い直してみるなど。音楽を、身体の反応から意識をそらすものではなく、今の状態へ注意を戻す合図にしてみることも大切です。
毎回同じ曲、同じペース、同じ運動量へ自分を合わせるのではなく、その日の状態に合わせて、聴く音楽や身体の動かし方を選び直す。それが、PONO SURUの考える「整える習慣」です。
音楽に背中を押してもらいながらも、今の自分を置き去りにしない。その積み重ねが、好きな運動を楽しく、長く続けることにつながります。

まとめ|音楽を自分らしく動くための味方に
運動中の音楽には、始めるきっかけをつくる、キツさだけに意識が集まるのを和らげる、動きや気持ちを切り替えるといった、たくさんのメリットがあります。
一方で、音楽に夢中になると、周囲の音や身体の変化に気づきにくくなることもあるでしょう。大きな音を長く聴くことや、曲の速さに無理に動きを合わせることにも注意が必要です。
大切なのは、運動中は必ず音楽を聴く、速い曲で気分を上げると決めつけないこと。運動の目的、場所、強度、そして今の自分の状態に合わせて、音楽の取り入れ方を選びます。
好きなことへ軽やかに向かうために、音楽が背中を押してくれる日もあれば、静けさの中で身体を確かめる日もある。その違いに気づくことが、自分に合った運動習慣を整える一歩になります!

