運動のアドバイスがしっくりこない?自分に合う受け取り方と相談のコツ
こんにちは、PONO SURUのAkachiです!
今日は、「運動中のアドバイスの受け取り方」についてお話ししていきたいと思います。
練習会やジムなどのプログラムに行った際、インストラクターや参加している他のメンバーから「もっと腕を伸ばして」「肩の力を抜いて」とアドバイスを受けることがあります。
しかし、言われたことをいざやってみようと思った時に「どう動かせばいいのか分からない…」ということはありませんか? 教わったようにやっているつもりでも、かえって動きにくくなってしまったり、これであっているのかわからないと感じる人もいるでしょう。
せっかくのアドバイスだから、なんとかやってみたいと思うかもしれませんが、実は人によっては必要な動きや練習の順番は変わるため、今の自分の経験や身体の状態を照らし合わせてみることが大切なのです。
今回は、そんな第3者からのアドバイスを自分に合う形で受け取る方法や相談できる指導者の選び方についてご紹介します。
この記事を通して、周りの言葉を上手に活かしながら、自分の軸を持って運動を楽しむヒントになれば嬉しいです!

アドバイスがしっくりこないのは、なぜ?
ここではまず、上達のために理にかなったアドバイスをどう活かすかを考えてみます。ポイントは、その説明が成り立つ条件と、今の自分の条件が合っているかです。
経験・目的・身体の状態が違う
同じ水泳でも、楽に長く泳ぎたい人と、短い距離でタイムを縮めたい人では、優先する練習が変わります。ある程度の動きを身につけた人へのアドバイスが、始めたばかりの人には難しいこともあるでしょう。
また同じレベルの人であっても身体の動かせる範囲や使い方の癖、その日の疲れ具合も一人ひとり異なります。
「もっと大きく動かしてください」と言われたとき、今の動かし方のまま大きさだけを増やしてよいかは、自分自身の動きを知って取り入れるか判断する必要があります。
相手の「感覚」が、そのまま伝わるとは限らない
「スッと伸びる」「身体を乗せる」といった表現は、感覚がつかめると分かりやすい一方、どこをどう動かすのか想像しにくい言葉でもあります。説明する人が自然にできる準備動作を、受け取る側はまだ知らない場合もあるでしょう。
たとえば「肩の力を抜く」も、全部の力を抜こうとすると姿勢を保ちにくくなります。必要な力加減については、運動中に身体が力む理由と向き合い方の記事でも触れていますので気になる方はご覧ください。

自分のペースを持つことが、上達と怪我の予防につながる
ここでいう自分のペースとは、速さや回数だけでなく、何を目指し、何を確かめながら、どの順番で取り組むかという基準です。
言われるたびにフォームや練習方法を全て変えていると、上達した時に結局どの方法がよかったのか分からなくなり、次のステップを練習する時にまた模索することになります。
まずは1つのアドバイスを目的が分かる形で試すようにすると、自分でも変化がわかりやすくなったり、アドバイスをくれた人にも実際試してどうだったかを伝えることができます。
また、周囲に合わせて無理な範囲まで動かしたり、疲れているのに負荷を増やしたりすると、身体への負担や怪我につながる可能性があります。
私も学生時代に、「膝を立てて泳ぐと速くなるよ」と言われて、その動きだけをやろうとして肩を酷使してしまい、大切な大会の前に故障してしまった経験があります。
自分にとって必要なのか、必要だとしてもどのように練習していくべきか、一度見直す時間も長く楽しく運動を続ける上で大切なのです。

集団プログラムとパーソナルの違い
トレーニングやスポーツの練習をする際の環境についても、その特性を理解しておく必要があります。
集団でおこなう練習会やプログラムでは、全体の進行や安全を見ながら、多くの参加者へ短い言葉で動きを伝える場面が多くなります。
共通の目標に取り組む楽しさがある一方、一人ひとりの特性に合わせた指導は、その場で長く掘り下げる時間は限られることがほとんどです。

この“自分にとっての疑問”を解消する1つの方法として、パーソナルレッスンがあります。
パーソナルレッスンは、目的や動きを個別に確認し、自分に合った練習を見つけやすくなるのが特徴です。集団で何度聞いてもつかめない部分を一度じっくり見てもらう機会になります。
ただし、パーソナルレッスンでも、レッスン内容や人によっては指導者自身の感覚の説明にとどまる場合があります。
そういった指導内容のほうが向いている人もいますが、今回のように、自分に合ったトレーニング方法や今の身体の状態からどうすればよいかを知りたい時には、自分ができない理由を一緒に確かめ、できるようになるための手順を説明してくれるかという視点をもって受けてみると良いでしょう。

目標と身体の状態から練習を組み立てる
練習環境や目的、目標によって運動そのものの取り組み方は異なります。しかし、どのような形であれ、運動をしていると“人”との関わりがでてきます。
1人で黙々と運動を続けている人でも、楽に走れるようになるには?オススメのランニングシューズは?と誰かが書いた記事やYouTubeなどを見ている方は多いでしょう。
レッスンであれ、YouTubeであれ、得たアドバイスに対して大切なのは「自分の感覚と身体に落とし込むこと」なのです。
運動神経がよかったり、身体の感覚に敏感な人は自然と出来ている場合が多いですが、私のようにそのままなんとなくやってみて怪我をする場合もあります。
では、どうしたらよいか。1つの方法としては、一緒に練習内容や身体の基礎を組み立てくれるパートナーを探すことです。
私たちが運営するPONO SURU SALONにも、身体や運動について迷ったときの「駆け込み寺」のような場所として、頼ってくださる方も多くいらっしゃいます。やりたい動きと身体の特徴を一緒に確認し、今の課題や必要なケアを考えていくことを大切にしています。

その背景は、水泳のパーソナルレッスンから始まったサロンの歩みでもご紹介しています。身体のケアを相談する前には、整体の選び方と目的を伝える準備メモも役立てていただければと思います。
自分の軸ができると、アドバイスの良いところを活かせる
目的と確認するポイントが分かってくると、新しいアドバイスにも「今の課題に使えそう」「これは次の段階で試したい」と判断しやすくなります。
複数の人の説明が違う場合も、どの動作や段階を指しているかを確かめれば、矛盾して見えた理由がひとつに繋がることもあるのです。
それでも、アドバイスに対しての解釈に迷うことがあれば、先ほどのように理解してくれるパートナーやトレーナーを頼るようにしていきましょう。
まとめ|まずは自分を知ること
運動のアドバイスは、目的・経験・身体の状態と照らし合わせることで、自分の練習に活かしやすくなります。
自分の身体と運動の内容を理解し、一緒に方法を探してくれる人がいることは、迷ったときの支えになります。
PONO SURU SALONもお客様一人ひとりが好きなことを心から楽しめる毎日を目指して、一緒に考え、整え、積み重ねていく場所でありたいと思っています。
周りからのアドバイスを通して、自分の変化を確かめていくと、その積み重ねが自分に合う選択肢を増やしていきます。
これからも自分らしく、運動を長く楽しんでいきましょう!

